こんにちは。内科医キャンパーのオタコンです。
皆さんはメスティン使っていますか?
言わずと知れた万能調理器具です。
メスティンと言えばトランギアのメスティンが有名でしょうか。
一時期は高額で転売されるなど品切れが続いていました。
しかし、現在メスティンは様々なブランドから販売されています。
最近はダイソーからブラックメスティンが発売されて話題になりましたね。
さて、そんなメスティンですが皆さんは手に入れたらまずは何をしたいですか?
もちろんご飯を炊・・・
やっぱり燻製ですよね!
燻製器を用意しなくてもメスティンがあればお手軽に燻製を楽しめます。
そんなメスティン燻製ですがやり方を間違えると、メスティンが再起不能となってしまうことも。
ということで今回はメスティンで燻製をする時に気を付けたいことを失敗談を交えてお話ししたいと思います。
◆アルミホイルなしでメスティンでベーコンを燻製に
10月のとあるキャンプ。
今回のキャンプもベーコンの燻製作るぞ~!
意気揚々とベーコンの燻製の準備を始めます。
いつも忘れる燻製チップもあるし、黒糖もばっちり持ってきています。
買ってきたベーコンのブロックをクーラーボックスから出したその時・・・
あ、アルミホイル忘れたっ!
入念に持ち物を確認したつもりだったのですが、うかつでした。
ま、いっか。
アルミホイルは無しで燻製しよ~っと。
ということで燻製を開始しました。
スモークチップと砕いた黒糖をメスティンに敷き詰めます。
底網を置いて、カットしたブロックベーコンを並べます。
中火で10分、弱火で10分燻します。
火を止めて10分程度待ったら完成です!
めちゃくちゃ美味しく燻製にすることができました。
一口頬張れば燻製の良い香りが口いっぱいに広がります。
ベーコンの油もよりジューシーになっていて、お酒がすすみます。
底が焦げ付いていることに気が付きましたが、一晩水に浸けとけば大丈夫でしょ、と考え放置します。
(この時点ですでに間違いでした。すぐに割りばしなどで焦げを削るべきだったかも。)
翌朝、水に浸けておいたメスティンには焦げ付きが・・・
キャンプ場ではゴシゴシしても全然取れなかったのでお家へ持って帰ります。
やっちまった・・・
◆アルミホイルは忘れちゃダメ、絶対!
先ほどの写真のようなメスティンにしないためにはどうしたらいいのでしょうか?
それは『アルミホイルを使用する』です。
正しいやり方でベーコンを燻製にするとこんな感じになるはずです。
美味しくて簡単にできるベーコンの燻製のやり方は以下の記事を参考にしてみてください。
きちんとアルミホイルを使って燻製をしていれば焦げ付くこともなかったでしょう。
燻製をする際は必ずアルミホイルを使ってくださいね。
◆焦げ付いたメスティンレスキュー作戦開始
嘆いてばかりでは何も解決しません。
焦げ付いたメスティンをレスキューすることにしました。
作戦1.重曹を使ってみた(非推奨)
以前、ストウブ鍋の焦げを重曹で落としたことがありました。
メスティンもいけるんじゃないかと思い、重曹を使って焦げを落としてみることにしました。
メスティンに1 ㎝弱の水を入れます。
重曹を大さじ1~2杯程度いれ、中火にかけます。
5分くらい煮たら火を止めます。
30分後・・・
ビフォアー
アフター
ちょっと取れてる!!
隅っこの焦げは取れました。
真ん中の焦げは手ごわい。
作戦2.お酢の力を借りてみた(推奨)
続いてTwitterでアドバイスを頂いたお酢を試してみました。
今回の焦げは相当な強敵です。
しかし、お酢を使うことで少し焦げがはがれやすくなりました。
僕はもう一度お酢を入れて煮込むことにしました。
しかし、そんな中悲劇は起こります。
◆メスティンさん、天に召すてぃんされる!
今度はもう少しだけ煮込む時間を長くしてみようと思い、30分くらいメスティンから目を離してしまいました。
ふと気が付くと、めちゃくちゃ酸っぱくて涙が出そうな異臭がします。
急いでメスティンのもとに駆け付けると・・・
メスティーンっ!!
天に召されておりました。
◆結論
結論はこの2つ!
1.メスティンで燻製をする時は必ずアルミホイルを使用する
2.焦げ取りをする際は最後までメスティンから目を離してはダメ
そもそもメスティンは焦がさないように使用しましょうね。
皆さんもアルミホイルはお忘れなきよう。
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