こんにちは。内科医キャンパーのオタコンです。
楽しかったキャンプが終わり、ふと気が付くと、コロンと横たわるアイツ・・・
そう、裏方に徹してキャンプを大いに盛り上げてくれた使用済みのガス缶です。
このガス缶、どう処分したらいいんでしょうか。
熟練キャンパーさんにとっては常識だと思いますが、キャンプを始めたばかりの初心者キャンパーさんは困ってしまうはずです。
ふ、そんなの知ってるよ。
早速、ガス缶に穴をあけて・・・
ちょっと待った!!
自治体が指定しているガス缶の処分方法は確認した?
え?
ガス缶は穴をあけて捨てる、が常識じゃないの?
実はそうとは限らないんだよ。
使用済みのガス缶の処分方法について詳しく解説するね。
キャンプで使用するガス缶についてもっと知りたい方はこちら。
ガス缶を処分する前に確認しておくこと
ガス缶を処分する前にこれだけは確認しておこう!
1.ガス缶が本当に空なのか確認しよう!
ガス缶の中にガスが残っていた場合、処分する際に火災事故などが起きる危険性が高まります。
必ずガス缶は使い切ってからゴミに出しましょう!
確認方法は至って簡単です。
ガス缶を振ってシャカシャカと音がする場合は、まだガスが残っているということです。
そうであればガス抜きをしなくてはなりません。
ガス抜きは必ず風通しの良い屋外で行いましょう!
屋内では、誤ってガスを吸引したり、引火して爆発してしまったりする可能性があります!
①ガス缶をさかさまにして噴出口を地面(できればコンクリート)にシューっという音が出なくなるまで、押し付けます。
②もう一度ガス缶を振って、シャカシャカ音が聞こえなければガス抜きは終了です。
③シャカシャカ音がする場合は、もう一度①を行います。
ちなみに、ガスコンロやバーナーで点火しなくなるまで使用してもガスは抜けるよ!
それでも使い切れなかった場合は、上の方法を試してみてね。
2.キャンプ場でガス缶が処分可能かどうか確認しよう!
キャンプ場で受付する時にゴミの処分方法について説明があるはずです。
キャンプ場によってはガス缶を捨ててもOKなところもあるので、必ず確認しましょう。
ただし、忘れずにガスを使い切ってからゴミに出しましょう。
思わぬ事故の原因となることがあります。
また穴をあけないと捨てられない場合もあるので、その場合は穴をあけて捨てましょう。
穴あけの方法についてはもう少し後で説明してるよ!
3.自宅で処分する場合は、自治体の指定したガス缶の処分方法を確認しよう!
自宅でガス缶に穴をあける際に火災事故などが発生することが増え、穴をあけないよう指定する自治体が増えているようです。
自治体によって違いがあるなんて知らなかった・・・
ガス缶へ穴を開ける方法と穴あけツール
ガス缶へ穴をあける場合は、ガス缶を振ってシャカシャカと音がしないか最終確認をしましょう。
穴をあけるには、専用の道具を使うのが安心です。
最近は100円ショップで購入できるので探してみるのもいいでしょう。
こだわりたい方はアウトドアショップなどで穴あけツールが販売されているのでお気に入りのものを見つけましょう。
僕自身は使っていないのでレビューはできませんが、Amazonで評価の高かったものをいくつかご紹介します。
1.キャンピングムーン(CAMPING MOON) カニ爪くん+ランタン延長ポール
先端のカニ爪をガス缶の底に引っかけて、てこの原理で穴をあけます。
カニ爪くんはガス缶のキャップの代わりにもなるようなので紛失防止にもなります。
また、ポールはガスランタンを上に延長するようにも使用できます。
考えたなぁ。
2.スノーピーク(snow peak) クワガタ UG-027
カニときたらお次はクワガタです。
スノーピークのロゴが入っていてカッコいいです。
これで1800円もするの?って感じですけど、紛失防止にリングを通す穴が開いていること、小さく軽量であることなどが評価されていました。
3.コンヨ(KONYO) 大五郎 スプレーパンチ
カニ→クワガタと来て、遂にヒトになりました。
個人的にいいなと思ったのはこれです。
まず名前が面白いし、値段も安い。
穴をあけるのも挟むだけなので簡単そうです。
OD缶にも対応しているようなので、アウトドアでも安心して使えますね。
ただ、キャンプに持って行くには少しカッコ悪いかな。
まとめ:ガス缶はルールを守って正しく処分しましょう!
ガス缶はとても便利で、誰でも手軽に使えるものですが、処分方法を誤ると重大な事故につながりかねません。
キャンプ場や自治体のルールをよく確認して、正しい方法で処分しましょう。
その際は、キャンプを盛り上げてくれたガス缶に感謝の気持ちを込めるのをお忘れなく!
感謝の気持ちは忘れずになっ!
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