<レビュー>バッグにベッドをIN!DODの『バッグインベッド』

ギアレビュー

こんにちは。内科医キャンパーのオタコンです。

皆さんはキャンプでコットを使用していますか?

イカロス
イカロス

地べたで寝ればいいじゃない。

わざわざ荷物を増やしてまでコットで寝る必要あるの?

と、思っている方もいるんじゃないでしょうか。

僕もキャンプを始めたころはそう思っていました。

そこで今回はキャンプでコットを使うメリットと僕が購入したDODのコット『バッグインベッド』のレビューをしたいと思います。

◆コットを使うメリット

コットを使用することで地面のコンディションを気にしなくていい!
オタコン父
オタコン父

コットを使うメリットなんて分かりきっとる!

という方は読み飛ばしてください。

コットを使うことで得られるメリットは主に以下の2つです。

1.石や木の枝によって背中が痛くならない

テントの下にグランドシートを敷いて、テント内にインナーシートを敷いても地面が石や木の枝でガタガタしていると眠りが浅くなってしまいます。

コットで地面から距離を置くことでそうした地面のコンディションに影響を受けることなく眠ることができます。

2.地面からの冷気や熱気の影響を受けにくい

1つ目の理由と同じようなものですが、地面から距離を置くことによって地面からの冷気や熱気の影響を受けにくくなります。

特に冬場の地面は想像以上に冷たいです。

しっかりマットを敷いても地面からの冷気で寒さを感じることがあります。

コットを置いて地面からの距離を置けば、寒さが軽減します。

イカロス
イカロス

コットは必需品ではないけど、あるとキャンプがより快適になるんだね。

そのほかベンチとして使用したり、物置きとして使用したりすることができます。

当然荷物が増えることになるので、荷物の量と快適さのどちらを取るかを判断しなくてはなりません。

◆価格の安さで選んだ『バッグインベッド』

僕はDODの『バッグインベッド』を購入しました。

DOD バッグインベッド

父が持っていたので気になっていたヘリノックスのタクティカルコットコンバーチブルと迷いました。

しかし、購入の決め手は圧倒的な価格の安さでした。

ヘリノックスのタクティカルコットコンバーチブルはDODのバッグインベッドの約5倍のお値段です。

それぞれのスペックを比べてみましょう。

DODヘリノックス
サイズ(縦×横×高さ)183×72×15.5 ㎝190×68×16 ㎝
重さ(収納時)2600 g2540 g
耐荷重120 ㎏140 ㎏
収納時のサイズ51×16×12 ㎝54×16.5×16.5 ㎝

ご覧の通り、サイズ感や耐荷重に関してはそこまで大きな差はありません。

むしろ横幅に関してはDODの方が4 ㎝程広くなっています。

もちろん生地の質感や縫製、寝心地はヘリノックの方が上かもしれませんが、値段の差ほどに性能の差があるようには思えませんでした。

ということで圧倒的に安いDODのバッグインベッドの購入を決意しました。

オタコン
オタコン

もっと安価なコットはありましたが、聞いたことないブランドばかりで不安でした。

しかしTOMOUNTの格安ベルテントは予想以上に良かったので、同社の格安コットも気になります。

続いては使ってみての感想をお話ししていきます。

◆使ってみて良かったところ

1.寝心地が良い

安価なため心配していた寝心地ですが想像以上に良かったです。

まずコット自体の大きさ。

先ほどヘリノックスのコットとの比較の所でお話ししましたが、横幅が72 ㎝と結構広いです。

寝返りできるくらいの広さがあるので快適です。

そして布の張り具合。

寝転がっても沈み込みすぎることもなく、ちょうどいい張り具合でした。

しかし、座ったりして一点に負荷をかけると結構沈みます。

ちなみに僕の体重は75 ㎏です。

2.地面からの冷気を軽減してくれた

冬キャンプでは、地面からの冷気は想像以上に冷たいです。

コットを使用すると、その冷気がかなり軽減されました。

コットの上に銀マットも敷いておきます。
その上に寝袋を置いて寝床の完成です。

DODのバッグインベッドは地面により近いロータイプのコットになります。

さらに工夫するとすれば、コットの下にグランドシートを敷いて、地面からの冷気をシャットアウトしてみてもいいかもしれません。

4シーズン使えるコスパ抜群の寝袋のレビュー記事はこちらです。

3.コンパクトに収納できて持ち運びも簡単

バッグにインしていませんが、持ち運び簡単です。

コンパクトに収納できて比較的軽量なので、持ち運びが簡単です。

収納袋に持ち手が付いているので、手に持って運ぶのにも便利です。

なにかと荷物が多くなりやすいキャンプにおいては、コンパクトであることはとても重要です。

◆使ってみて気になったところ

1.組み立て・分解が大変

なによりもこれが一番気になりました。

組み立て・分解に結構な力を要します。

僕は力には自信がある方ですが、慣れるまでは結構苦戦しました。

慣れてくると力の入れどころが分かって組み立てやすくはなりましたが、それでも結構力が要ります。

組み立て方を簡単に説明しておきましょう。

袋から出すとこんな感じ。
2本のメインポールと4本の足を組み立てます。
2本のメインポールを生地に差し込みます。

ここからが難所です。

ベッドを横向きに立てて、脚パーツを先に下のポールにはめます。足で脚パーツを踏みながら体重を載せて上側のポールにも脚パーツをはめます。

脚パーツを取り付ける時は先に下のポールからはめていくことが重要です。

これを4回繰り返したら完成です。

初めて組み立てた時は、あまりにも力が必要だったので不良品かと思うほどでした。

逆に言えば、しっかり力を入れて組み立てるので布の張り具合はしっかりしていて、身体をばっちり支えてくれるという安心感があります。

僕の言葉では伝わりづらかったと思うので、分からない方はYouTubeなどの動画サイトで組み立て方を検索してみてください。

2.縦が少し小さい

ヘリノックスのタクティカルコットとの比較の所でも記載しましたが、DODのコットは縦が183 ㎝とやや小さめです。

僕は身長 180㎝くらいですが、結構ぎりぎりでした。

もっと身長が高い方にはおすすめできません。

3.収納袋が結構カツカツ

いびつに収まっているのがわかりますか?

収納袋がわりとジャストサイズに作られています。

せっかく綺麗に畳んでも、最終的には無理やり押し込むようにして片付ける感じになってしまいます。

もう少し袋に余裕があると良かったなと感じました。

◆まとめ:安価で寝心地は良いが、非力な方には不向き

今回はDODのコット『バッグインベッド』を紹介しました。

その名の通りバッグに入るくらいコンパクトで持ち運びがとても簡単でした。

また、非常に安価なのに寝心地が良く、コスパの良い製品だと思いました。

組み立て・分解がもうちょっと簡単になれば言うことありません。

非力な方はもう少し簡単に組み立てられるコットを探した方がいいかもしれません。

Amazonなどのレビューでは女性の方もたくさんレビューを書いていたのでそちらも参考にしてみてくださいね。

DOD バッグインベッド

キャンプで睡眠を快適にするためのギアはこちらです。

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オタコン
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