こんにちは。内科医キャンパーのオタコンです。
テントやタープの設営に欠かせないものと言えばなんでしょうか。
やる気。
そう、ペグです!
ペグがないとテントやタープが自立できなかったり、風に飛ばされ易くなったりするため、とても困ります。
ペグ自体は目立ちはしませんが、テント・タープ設営に欠かせない裏方的な存在なのです。
今回は、福善刃物工業株式会社の『打刀(うちがたな)』というペグをご紹介したいと思います。
先ほどペグは目立たない存在である、と言いましたが、
見てください、この存在感!
日本刀をモチーフにした美しいデザインが特徴的です。
『打刀』はデザインの美しさだけではなく、ペグ自体のスペックや機能も素晴らしいものでした!
◆デザインに一目惚れして購入を決意
購入した理由は単純です。
カッコいいから。
日本刀のようなデザインの美しさに一目惚れしてしまいました。
こういう少年の心をくすぐってくるものにはめっぽう弱いオタコンです。
◆安定感を求めて28 ㎝を選択
『打刀』は16、20、28㎝の3サイズが展開されています。
その中で僕は28 ㎝を選択しました。
その理由は、「28 ㎝が一番安定感があると考えたから」です。
それぞれのサイズを比較してみましょう。
<16 ㎝> | <20 ㎝> | <28 ㎝> | |
重さ | 16 g | 39 g | 87 g |
サイズ(全長×幅) | 160×13.5 ㎜ | 200×18.0 ㎜ | 280×27.0 ㎜ |
厚さ | 2.5 ㎜ | 3.5 ㎜ | 3.5 ㎜ |
地面に刺さっている部分が長いほどペグの安定感は増します。
短くても簡単に抜けてしまうことはないと思いますが、より安定感を求めた結果、28 ㎝を選択しました。
また28㎝の『打刀』には他のサイズにはない工夫が施されてます。
それがこの横のギザギザ。
柔らかい地面で使用する際は②のように幅広の面を引っ張る方向で固定することで、地面との接地面積が広くなります。
それによってペグが抜けにくくなります。
その際、コードが引っ掛かりやすくなるようにギザギザが付いているわけです。
このギザギザは28 ㎝にしかありません。
それなら、どんな地面でも幅広の面で固定したらいいのでは?
と、思いますよね?
『打刀』は、写真①のように接地面積が小さくなる時の方がペグ自体が曲がりにくくなっています。
強風でテントがあおられてペグに大きな力が掛かった時に、写真①の方が②よりも大きな力に耐えることができます。
なので基本的には写真①のように使用して、柔らかい地面の際には写真②のように使用するという風に打ち方を工夫することができます。
また、当たり前ですが28 ㎝の方が長さがある分、重くなっています。
より軽くてコンパクトなペグが欲しい方が16 ㎝、20 ㎝の購入をおすすめします。
では開封していきましょう。
◆『打刀』を開封していく!
岐阜県美濃加茂市へのふるさと納税の返礼品で頂きました。
楽天市場でふるさと納税してから1週間程度で発送されてきました。
◆使ってみて良かったところ
1.とにかくデザインが良い
何度も言ってしまいますが、とにかくカッコいい。
写真で見た時からカッコいいと思っていましたが、実物はもっとカッコいい!
使うのがもったいないくらいです。
実際に地面に刺すときは少し迷いました。笑
2.刺さりが良くてペグ打ちが楽しくなる
固い地面に対しても簡単に刺さってくれたので、イライラすることなく楽しくペグ打ちができました。
公式サイトに赤レンガ、溶岩石に打ち付けテストを行った様子が載っていましたが、固さに負けることなく打ち込めたようです。
それくらい頑丈なステンレス鋼でできたペグなので先端の潰れやペグ自体が曲がることを気にする必要がありません。
3.軽量でスタッキングできるので持ち運びやすい
一本の重さは87g(28㎝の場合)ととても軽いです。
また、上の写真のようにスタッキングが可能なので持ち運びが簡単です。
オートキャンパーはもちろんのこと、バックパックでキャンプを楽しむ方で持って行きやすいペグだと思いました。
5.引き抜きやすく撤収も楽
ペグ打ちも楽でしたが、撤収も楽でした。
しっかり地面に刺していても、ぐりぐりと捻るようにして引っ張り上げれば割と簡単に抜けました。
簡単に抜けましたが、普通に使っていてペグが回転することはないので、勝手に抜けることはあまりないと思います。
6.お手入れが楽でずぼらな人にピッタリ
『打刀』は水に濡れた状態で屋外で半月放置しても錆びなかったというデータがあるくらい非常に錆びにくいステンレス鋼でできています。
そのため過剰に錆びを恐れる必要がありません。
もちろん使用後に拭くくらいはした方がいいとは思いますが、多少雑に扱っても錆びにくいのは僕みたいなずぼらな人にはピッタリです。
◆使ってみて気になったところ
値段は高め
お値段は高めになっています。
スノーピークのソリッドステーク、ELLISSEのエリッゼステークと比較してみました。
打刀(28㎝) | ソリッドステーク(30㎝) | エリッゼステーク(28㎝) | |
1本あたりの価格 | 620円 | 462円 | 363円 |
価格は高いですが、その分、頑丈さ、コンパクトさ、重量、錆びにくさに関しては他の鍛造ペグと比べて高性能になっています。
この価格の差をどうとらえるかですが、高すぎるということはないと思いました。
◆まとめ:価格は高いけどその分高性能!
日本刀のような美しいデザインが特徴的な『打刀』。
価格は一般的な鍛造ペグと比較して高めではありますが、高強度で軽量・コンパクト、錆にも強いため、永く使っていけるペグだと思いました。
これからもガンガン使っていて味のあるペグに育てていこうと思います。
現状は福善刃物工業株式会社の公式サイトもしくはふるさと納税で購入が可能です。
Amazonで探しましたが発見できませんでした。
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