こんにちは。内科医キャンパーのオタコンです。
人生の3分の1は睡眠です。
突然何を言い出したんだと思われたかもしれませんが、睡眠は人生において大部分を占めていて、重要な時間なのです。
そして、それはキャンプでも同じです。
キャンプで眠れない夜を過ごすことほどつらいものはありません。
眠れない夜を過ごす原因は、暑い、寒い、床が硬い、枕が合わない・・・など色々あるでしょう。
ちなみに、枕についてお悩みの方はこちらを参考に!
今回はそんなキャンプの夜における気温の問題を解決してくれる寝袋を紹介します。
それがSnugpak(スナグパック)のベースキャンプ スリープシステムです。
スリープシステムはこんな方におススメです!
- これからキャンプを始める予定で寝袋をどうしようか悩んでいる
- 冬もキャンプを楽しみたい
- オールシーズン対応の寝袋を探している
- Nangaやモンベルの寝袋は値段が高くて手が出せない
- 寝袋を洗いたい
- オートキャンパー
◆ベースキャンプ スリープシステムのスペック
まずはスペックについてサラッと見ておきましょう。
素材:ポリエステル
快適温度:-2℃(インナーのみ)、3℃(アウターのみ)、-12℃(合体時)
収納時の大きさ:直径30×長さ50cm
展開サイズ:縦220㎝(アウター)、縦180㎝(インナー)
重さ:3.1 Kg
初見の感想は「でかい!」でした。
◆ベースキャンプ スリープシステムの良かったところ
1.オールシーズン対応なので冬用の寝袋を用意しなくていい
これが購入の決め手となりました。
寝袋って春~秋用の3シーズン対応の物と冬用の物に分かれていることが多いんです。
冬キャンプもしようと思うと、それぞれのシーズンで寝袋を購入しないといけないのでお金が余計にかかってしまいます。
オールシーズン対応のスリープシステムは、これ1つ買えばOKなのでわざわざ冬用の寝袋を用意する必要がありません。
アウター(快適温度3℃)とインナー(快適温度-2℃)の二重構造になっていて、重ねて使用すると快適温度が-12℃になります。(どういう計算?笑)
絞りも3重に付いており、冷気が入り込まないようにする工夫が見られます。
実際に12月、1月(気温-1℃)で使用しましたが、暖かくて快適に眠ることができました。
正直、少し寒いなと感じても厚着をしたり、インナーシュラフを使用したりすることで解決は可能です。
2.フルオープンにできるため、布団のように使用することができる
キャンプでしか寝袋を使わないのはもったいなくないですか?
スリープシステムはフルオープンにできるので、普通のお布団のように使用することができます。
布団って結構馬鹿にならない値段がするので、自宅で布団としても使えば布団代も浮きます。
3.封筒型でキャンプ初心者も快適に眠りに落ちる
寝袋は封筒型とマミー型の2種類に分けられます。
マミー型は収納がコンパクトで気密性も高いですが、ぴっちりするので慣れるまでは寝づらいことが多いです。
一方、スリープシステムのような封筒型は、かさばりやすいですが、マミー型より広く快適に使用することができます。
寝袋で寝ることに慣れていないキャンプ初心者には封筒型がおすすめなのです。
4.化繊のため家で洗濯ができて衛生的
寝ている間って知らない間に結構汗をかいているんですよね。
スリープシステムは化繊、つまり化学繊維が中綿として使われています。
化繊は、中綿がダウンのものと比較して、軽さや保温性に劣りますが、価格が安く、自分で洗濯ができるというメリットがあります。
ファブリーズで臭いをごまかし続けるのには限界がありますので、洗えるに越したことはありませんよね。
もちろん、ダウンもクリーニングに出せば洗濯可能なのですが、いちいちお金がかかります。
こまめに洗いたいという綺麗好きな人には化繊の寝袋がおすすめです。
5.耐久性が高いので長く使える
Snugpakの寝袋は世界50か国以上の軍隊で採用されていることもあって、耐久性に優れています。
価格も安い上に、長く使用できるのでコストパフォーマンスに非常に優れた寝袋です。
ミリタリーなデザインが多いのも、これが理由なんでしょうね。
6.購入しやすい価格
様々な魅力がつまったスリープシステムですが、値段はAmazonで16,500円です。(2021/9時点)
この性能の寝袋でこの価格はなかなかないんじゃないでしょうか。
◆ベースキャンプ スリープシステムの気になったところ
1.コンパクトとは無縁
見てください、このボディー!
コンパクト?何それ?と言わんばかりサイズ感です。
めちゃくちゃかさばります。
僕が愛用しているバンドックのソロティピー1TCよりも大きいくらいです。
ソロティピー1TCのレビュー記事はこちらです。
徒歩やバイクでのキャンプには正直厳しいと思います。
オートキャンプ向きの大きさです。
収納が大変で慣れるまで時間がかかる
これは買う前からAmazonのレビューを見て気にはなっていました。
実際にやってみると、レビュー通りで、慣れるまで一苦労でした。
コツとしては、寝袋の足側を最初に収納袋の中に入れて、とぐろを巻くように袋に沿って収めていくとうまく入ってくれます。
伝えるのが難しいんですが、慣れれば何とかなります。笑
ジッパーが噛みやすい
生地嚙み込み防止ファスナーとの記載がありましたが、結構噛みます。笑
何度か使用してシワが増えているせいもあるかもしれません。
購入してもうすぐ1年くらいが経ちますが、噛み込んで元に戻らないってことは今のところありません。
足元がやや冷えやすい
体は暖かいのですが、足元はやや冷えます。
冬場に使用する際は、厚手の靴下を履いて使用することをお勧めします。
180㎝以上の身長の方にはやや小さい
身長約180㎝だとインナーはぎりぎりでした。
それ以上あるとちょっと厳しいかもしれません。
せっかく付いている首元の絞りは胸の辺りになってしまい、使用できませんでした。笑
◆総評: とにかくでかいけど、最初の寝袋としてはおすすめ!
オールシーズン対応で、価格も安くエントリーモデルとしてかなりおすすめの寝袋になっています。
ただ、めちゃくちゃかさばるので、オートキャンプ向けです。
また身長が高い方や、収納にもたつくとイライラする方にはおすすめできません。
寝袋に迷っている方の参考になったら嬉しいです。
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